頭皮のベタつきやにおい|頭皮トラブルの原因と対策を徹底解説

頭皮のトラブル原因と対策

頭皮のにおいやべたつき、かゆみやフケなど、皮脂が原因の症状にお困りではありませんか。
もしかしたら、何気なく選んでいるシャンプーや普段の生活習慣に、頭皮トラブルの原因が潜んでいるかもしれません。

過剰に分泌される皮脂は、正しく対策をすることで抑えることが可能です。

この記事では、自分の頭皮の状態をチェックする方法や、頭皮トラブルの原因、対策法をご紹介します。
頭皮の状態に合わせて、使うアイテムや生活習慣を見直してみてくださいね。

目次

1.頭皮の皮脂によるトラブル

髪や頭皮の代表的な悩みといえば、「におい」「頭皮のべたつき」「かゆみ」、「フケ」などが挙げられます。
その他「白い塊、角栓」や「抜け毛」、「薄毛」などで悩んでいる人も多いかもしれません。

これらの悩みにはすべて、「頭皮の皮脂」が関わっていると言っても過言ではありません

まずは、頭皮の皮脂によるトラブルの具体例を確認しておきましょう。

1-1. におい

「頭皮の皮脂」には、髪や頭皮のうるおいを保ち、毛髪の動きから保護するという大切な働きがあります

しかし頭皮は、皮脂の分泌が多い場所です。
頭皮に溜まった皮脂と汗が混ざり合ったまま時間が経過すると、酸化してにおいを発することがあります。

また皮脂が分泌すると、皮脂を栄養としている頭皮の常在菌(マラセチア菌)の活動が活発になり、においのもととなる「脂肪酸」を排出します。
その結果、こちらも髪や頭皮のにおいが発生する原因となってしまいます。

また、顔の中で皮脂量の多いのがTゾーンですが、頭皮の皮脂量はなんとTゾーンの約2倍。

特に男性は、男性ホルモンの影響で女性に比べて頭皮の皮脂も多く分泌される傾向にあります。
そのため、女性に比べて男性の方が、髪や頭皮のにおいが発生しやすいといわれているのです。 

1-2. 髪のべたつき

多くの場合、髪のべたつきの原因は頭皮から出る「皮脂」です。
頭皮の皮脂腺で作られた皮脂は、シャンプー後およそ1日で頭皮に行き渡り、その後、髪にも移行するといわれています。

この皮脂は、シャンプーで適度に取り除いていれば特に問題はありません。

しかし、「適度」を超えて「過度」に取り過ぎてしまったり、逆に皮脂を洗い流さずそのままにしておくと、皮脂は頭皮や毛穴に溜まるだけでなく髪にも移行し、その結果、髪のべたつきを感じるのです。

1-3. かゆみ・フケ

頭皮の角質が古くなってはがれ落ちたものが「フケ」です。
フケは、健康な頭皮であっても新陳代謝によって発生しているのです。

通常は皮脂と混ざって垢となり、シャンプーの際に洗い流されるため、目に見えることはほとんどありません。

つまり、目に見えるフケが気になるなら、頭皮に何らかの問題があるといえるでしょう
フケには2つのタイプがあり、それぞれ原因も異なります。

①乾燥タイプのフケ

皮脂分泌が不足し、頭皮が乾燥しているときに起こります。
乾燥によるフケは白く乾燥した小さな破片で、頭をかいたときなどにパラパラと落ちるのが特徴です。

②湿ったタイプのフケ

湿ったタイプのフケは、頭皮の皮脂分泌が多すぎる場合に見られます。
フケの原因のひとつに「フケ原因菌」で、このフケ原因菌は皮脂をエサにして増えていくといわれています。

このとき、フケ原因菌そのものはもちろん、菌による分解で生まれる物質も頭皮への刺激になるとのこと。
その結果かゆみが発生するとともに、表皮のターンオーバーが早まることでフケが出るそうです。

1-4. 白い塊・角栓

角栓とは皮脂や汚れ、老化した角質などが混ざり合って白い塊のようになったものです。

一般的に、皮脂量の多い顔のTゾーンにできがちな角栓ですが、実は頭皮にもできるのです
髪の根元などに白い塊が付いているのを見つけたら、それは角栓かもしれません。

毛穴につまったままが常態化すると、頭皮トラブルにつながることもあります。

1-5. 抜け毛・薄毛

抜け毛や薄毛の原因はさまざまで、皮脂の分泌バランスも関わっているといわれています。

頭皮の皮脂は汗と混ざって皮脂膜という、頭皮や髪を守るために必要なものを作り出します。

しかし皮脂の分泌が過剰になると、毛穴の詰まりや炎症などといった頭皮環境の悪化を招き、抜け毛や薄毛につながることがあります。

2.頭皮のことを知ろう

頭皮の悩みを解消するためには、頭皮の理想的な状態を知っておきたいものです。
皮脂の分泌量や頭皮の仕組みについて見ていきましょう。

2-1. 理想的な頭皮とは

頭皮が良い状態であれば、触れたときにハリと弾力、そして適度なうるおいが感じられます

頭皮の色は透明感があり青白く、毛穴のくぼみがはっきり見えるのが理想的です。
ひとつの毛穴からは、通常2~3本の髪が生えています。

頭皮が炎症を起こして赤みを帯びていたり、黄褐色だったりする場合は、頭皮の生理機能が低下している状態かもしれません。

2-2. 皮脂の分泌と分泌量について

頭皮では、皮脂と汗からなる皮脂膜が水分を保持し、刺激から地肌を守っています

つまり、皮脂は頭皮を健康に保つためには欠かせないもの。
皮脂の分泌は、多すぎても少なすぎても良くありません。

頭皮は、体の中で最も皮脂腺の数が多い部位です
特に前頭部から頭頂部にかけては皮脂の分泌量は多め。

皮脂は頭皮の健康に欠かせないものですが、長時間放置すると変質し、頭皮トラブルの原因になる場合があります。

皮脂は油性のため水だけでは流せない上、髪に付着して頭皮に残りやすいので、適度にシャンプーをして頭皮を清潔に保ちましょう。

2-3. 頭皮の仕組みについて

頭皮は顔などと同じように、表皮と真皮、皮下組織の3つの層に分かれています。

表皮の表面をおおうのは、皮脂と汗からなる皮脂膜です。
皮脂膜はうるおいのベールとして、乾燥を防ぎ、紫外線などの刺激から肌を守る働きをしています。

頭皮でも肌と同様に、表皮の生まれ変わり「ターンオーバー」が行われています。
ターンオーバーの周期は、年齢や個人差はあるもののおよそ28〜55日です。

ターンオーバーが約4週間(28日)の場合、表皮の基底層で新しい細胞が作られると、それが約2週間かけて上へ押し上げられ、角質に到達します。

さらに2週間ほど角質として肌にとどまった後、垢として自然に剥がれ落ちるのです。 

3.頭皮の皮脂によるトラブルの原因

皮脂によるトラブルの原因はさまざまです。
季節や年齢といった避けようのないものだけでなく、対策ができるものもあります。

原因に合った対策を行い、頭皮の状態を良くしていきましょう。

3-1.季節

夏よりも冬の方が、頭皮に残る皮脂量は多くなります。
そのため頭皮トラブルの発生も、「夏」よりも「冬」の方が多いのです

それには、皮脂の粘度と汗の量が関係しています。

夏は皮脂量も多く、気温が高いため皮脂の粘度が低くなり、汗の量も増えます。
そのため皮脂と汗が混じって頭皮から髪に移行しやすいのです。

一方、冬は皮脂が髪に移行しにくいため頭皮に残りやすく、頭皮トラブルも起きやすいといわれます。

3-2.年齢

年齢の変化に伴って頭皮の悩みが増えることも少なくありません。
一般的に、顔などの皮脂量は年齢とともに減少するといわれます。

頭皮の場合、皮脂量に顔ほどの大きな変化はありませんが、やはり年齢とともに頭皮のターンオーバーは乱れがちです

また、年齢とともに髪の量が減ったり、髪が細くなったりすることで、頭皮に残る皮脂量に影響を及ぼします。

頭皮の皮脂は汗と混ざって髪に移行しますが、髪が少なく、細くなると、髪の表面積が小さくなりますよね。

そのため、皮脂の分泌量自体は変わらなくても、髪に移行する量が減り、頭皮に残りやすくなるのです。

頭皮に残った皮脂は髪のべたつきやにおい、フケやかゆみなどのトラブルにつながることもあります。

3-3.洗い流しの不足

洗髪時の洗い流し不足も、頭皮の皮脂トラブルの原因になります。

すすぎが足りずに髪や頭皮にシャンプーが残ってしまうことも少なくありません。
髪や頭皮にシャンプー成分が残ってしまうと頭皮が荒れたり、乾燥を招きます。

すすぎ残しのないように、しっかりと流しましょう。

3-4.洗いすぎ

髪の洗いすぎも頭皮トラブルの原因になります。
特に頭皮が乾燥肌の人は、洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったり、1日に何度もシャンプーしたりすると、頭皮をますます乾燥させてしまいます。

そして頭皮の皮脂と水分のバランスが乱れ、バリア機能が低下することで、フケやかゆみといった頭皮トラブルを引き起こすことも

また普通肌、脂性肌の人であっても、洗いすぎによって頭皮の皮脂が減少すると、それを補うためにかえって皮脂量が増える場合があります。

皮脂量が増えると頭皮の常在菌にも影響を及ぼすため、頭皮トラブルにつながりかねません。
頭皮の皮脂と水分のバランスが大切です。

3-5.生活習慣

生活習慣も、頭皮の健康と深い関わりがあります。
体の細胞は、食べたものから作られていますので、それも当然です。

食事や睡眠などの生活習慣の乱れが、頭皮の皮脂トラブルにつながることもあります。
脂肪分の多い食事や睡眠不足は、頭皮の皮脂分泌を促進させるといわれているので特に注意しましょう。

4.頭皮の皮脂を抑えるための対策

ここからは、頭皮の皮脂に悩む人向けに、皮脂の過剰分泌を抑える対策についてご説明します。

皮脂の過剰分泌は、先述の通り、頭皮のにおいやべたつき、かゆみ、フケなどの原因になります。
頭皮環境を整えるためには、過剰な皮脂を洗い流し、頭皮を清潔に保つことも大切です

4-1.自分に合ったシャンプーを選ぶ

頭皮の皮脂分泌が過剰な人は、シャンプーが合っていないのかもしれません。

頭皮が気になるからと洗浄力の強いシャンプーを使っていると、かえって皮脂の分泌量が増えることがあります

また、泡立ちが悪いシャンプーでは、洗浄成分が頭皮のすみずみまで行き届かず、汚れが残ってしまうこともあるでしょう。

皮脂が過剰だと感じたら、シャンプーを変えてみるのもおすすめです。
ただし、シャンプーを変えてかゆみや赤みなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。

スカルプシャンプー

スカルプ(Scalp)とは、英語で頭皮のこと。
つまりスカルプシャンプーとは、頭皮ケアを主な目的としたシャンプーです。

スカルプシャンプーは、頭皮の汚れを落とし、頭皮環境を改善するような設計がされています
さらに、頭皮をうるおし、やわらかく保つための成分を配合した商品もあります。

しかしスカルプシャンプーの中には、洗浄力が強すぎたり、刺激の強い成分の商品もあるため、選ぶときには自分の頭皮に合うか試すなど注意が必要です。

アミノ酸シャンプー

今使っているシャンプーの洗浄力が強すぎると感じているのなら、アミノ酸シャンプーがおすすめです。

アミノ酸は、皮膚や髪に含まれるNMF(天然保湿因子)の主成分で、保湿性に優れています
そのためアミノ酸シャンプーは、髪や頭皮のうるおいを保ちながら髪を洗えます。
洗い上がりは、しっとりとした質感です。

また、アミノ酸系の洗浄成分を主成分としたシャンプーは、洗浄力がとてもマイルド。
頭皮の皮脂を取り過ぎないため、髪や頭皮への刺激にもなりにくいのです。

頭皮の乾燥が気になる人には特におすすめです。

整髪料を使っているなど、髪の汚れが落ちきっていないと感じるときは、2度洗いすると良いでしょう。

炭シャンプー

炭の吸着力を生かしたのが炭シャンプーです。
炭は汚れだけではなく、においも吸着するといわれています。

頭皮のにおいが気になる人は試してみても良いかもしれません。

4-2.正しい方法でシャンプーをする

シャンプーは、髪と頭皮の皮脂や汚れを取り、清潔に保つことが目的です。

頭皮に皮脂や脂肪酸、汚れなどが残ったままでは、頭皮トラブルを招く可能性があります
毎日のシャンプーで皮脂や汚れをしっかり取り除きましょう。

ただし、シャンプーの方法が正しくなければ、洗っている間に髪や頭皮を傷めてしまうことがあります。
髪や頭皮に負担がかからないシャンプーの手順をマスターしましょう。

  1. 髪が絡まっているときは、目の粗いクシや手ぐしでもつれをとっておく
  2. 頭全体をしっかり濡らす(頭皮まで十分濡らす)
  3. シャンプーの泡が頭皮全体に行き渡るように洗う
  4. 頭皮と髪に泡が残らないよう丁寧にすすぐ
  5. コンディショナーは手ぐしを使ってなじませ、十分にすすぐ
  6. 髪同士をこすり合わせないよう、優しくタオルドライする 

シャンプーの泡立ちが足りないと感じるときは、事前の汚れ落としが不十分な可能性があります。
まずは髪と頭皮をしっかりと予洗いを兼ねて、しっかりと濡らしておきましょう。

襟足や生え際、耳の後ろなどは洗い残しやすく、汚れが残りがちな部分です。
指を少しずつ動かしながら、指の腹で頭皮をマッサージするようにまんべんなく洗いましょう。

また、シャンプーの後は自然乾燥を避け、ドライヤーで髪と頭皮をしっかり乾かすのも大切なことです。

髪を濡れたままで放置すると、頭皮の常在菌のバランスが崩れて、においやフケなどのトラブルを引き起こすことがあります。

特に、濡れたまま寝るのはNG
頭皮に菌が繁殖するだけではなく、濡れた髪が枕とこすれて傷んでしまいます。

洗いすぎに注意

シャンプーで頭皮の皮脂や汚れを取り除くのは大切なことですが、洗いすぎは良くありません。
洗いすぎると必要な皮脂まで取り去ってしまい、頭皮を乾燥させてしまうためです。

シャンプーは基本的には1日1回で十分です。

ただし、脂性肌で汗をかきやすい人や、スポーツや仕事などで髪が汚れやすい環境の人は、1日に2回シャンプーが必要なこともあるでしょう。
頭皮のタイプや生活環境に合わせて、自分に合ったサイクルを見つけましょう。

夜にシャンプーをする

すこやかな頭皮のためには、シャンプーは夜に行うことがおすすめです。
日中気づかないうちに、髪や頭皮にはホコリや汚れが付着しています。

頭皮に皮脂や汚れが残ったまま寝てしまっては、頭皮の常在菌の繁殖させてしまう可能性が。
枕などの寝具も汚れてしまうため、1日の終わりにシャンプーで髪と頭皮をリセットしましょう

さらに、肌や髪の成長に関わる「成長ホルモン」は、睡眠中に分泌されます。
「ゴールデンタイム」とも呼ばれる、成長ホルモンの分泌タイミングは、髪や頭皮をキレイにした状態で迎えたいものですね。

なお、ゴールデンタイムは体質や生活習慣などで個人差はあるものの、一般的には22〜2時と言われています。

4-3.アイテムを取り入れる

シャンプーの際に地肌を傷つけず、なおかつしっかり洗うために、洗浄ブラシを使うのも一つの手段です。
爪を伸ばしている人や、頭皮の汚れ・べたつきが気になる人は試してみるのもいいですよ。

使い方としては、頭皮にブラシを当て、左右に細かく動かしながらシャンプーの泡を頭皮全体に行き渡らせます。

ただし強くこすりすぎると頭皮や髪を傷つける恐れがあるので、優しく動かすのがポイントです。

4-4.生活習慣を見直す

顔の肌と同じように、頭皮も生活習慣に影響を受けます。
睡眠や食生活、心身のストレスなどは頭皮の状態を左右するので、併せて見直しておきましょう。

良質な睡眠を心がける

睡眠不足は頭皮の健康の大敵です。
睡眠時間の長さだけではなく、睡眠の質も重要です。

人間の眠りは、レム睡眠と呼ばれる浅い眠りと、ノンレム睡眠と呼ばれる深い眠りを繰り返します。

ノンレム睡眠は眠りの深さによって4段階に分けられ、最も深い眠りが訪れるのは眠りについてから3時間の間だといわれています。

つまり、寝入りから3時間の間にぐっすり眠ることができれば、起きたときに「よく寝た!」という満足感を得やすいのです。

質の良い睡眠のために、食事は遅くとも寝る2時間前までに終えましょう。
入浴はシャワーで済ませるよりも、ぬるめのお湯を張った湯船につかるのがおすすめです。

日中に汗ばむ程度の軽い運動をすると、心地良い疲労感から眠りにつきやすいそうです
肌ざわりの良い寝具を選ぶなど、眠る環境を整えるのも大切ですよ。

油っぽい食事を控える

食生活の乱れは頭皮環境の悪化につながりますが、特に気を付けたいのが脂肪分と糖分です

ファストフードやお菓子類など、油っぽい物や甘い物を食べ過ぎると、頭皮の皮脂分泌が増えるといわれています。
ラードやバター、油の多い肉など、動物性脂肪を多く含む食品も、食べ過ぎると皮脂の分泌量が増えると言われています。

食事は野菜や果物、豆、海藻類を取り入れ、タンパク質とビタミン、ミネラルをバランス良く取りましょう。

ストレスを溜め込まない

ストレスは肌や頭皮に悪影響を与えます。
ストレスを溜め込まないよう、自分なりのストレス発散法を持っておきたいものです

十分な休息を取る、ショッピングや散歩、スポーツなど外での活動をする、音楽や映画に没頭するなど、いろいろと試してみましょう。

ちなみに私は、おいしいコーヒーを飲むこと。
熱めのお風呂にゆったりと入ること。
ちゃんと寝る事。
この3つがリラックスに繋がるので、毎日欠かせません。

4-5.皮膚科を受診しよう

頭皮のかゆみやフケなどのトラブルが続く、湿疹が出るなどの症状があるときは、迷わず皮膚科を受診してください

頭皮のかゆみや赤み、湿疹、フケなどの症状がある人の中には、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)であるケースも少なくありません。

脂漏性皮膚炎は、頭皮の常在菌であるマラセチア菌が増殖することで起きるとされています。
治療には、塗り薬(抗真菌薬)や抗生物質を用いるのが一般的です。

脂漏性皮膚炎は再発しやすい上、脱毛を伴うケースもあるといわれます。
早めに皮膚科を受診しましょう。

まとめ

頭皮のにおいやべたつき、フケやかゆみなどの頭皮トラブルには、皮脂が深く関わっています。

頭皮の皮脂バランスを整えるためには、以下の3つを併せて行うことをおすすめします。

症状が改善しないときは、皮膚科の受診をおすすめします。
顔と同じように、頭皮も毎日のケアが大切です。

「一気に同時にはできないよ!」という人は、一つでも取り入れやすいものから試してみてください。
少しでも実感が得られれば、続けることもできます。

そうしてできることを増やしていき、健やかな頭皮に整えていきましょう!

この記事を書いた人

化粧品開発やスキンケアアドバイザー歴22年目。自身のオイリー肌・ニキビ肌が改善したことからスキンケアに目覚める。3児の母でもあり、”0歳からのスキンケア”を実践している経験豊富さから、記事内容は幅広い。日本化粧品検定1級・薬機法医療法遵守広告代理店認証YMAAマーク取得者。

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