- 株式会社アースケアは20~30歳の女性100名に「化粧品の効果」に関する調査を行いました。
●調査結果
38.1%の女性が「高価な製品ほど効果がある」と思う
10000円、3000円、500円の化粧水があり、どれかを購入しなければならない場合、多くの方は真ん中の「3000円の化粧水」を選ぶようです。
それぞれの性能の違いが理解できない場合、人は中間の値段を選ぶ傾向にあります。
高価なものは価値があって、安いものは理由(リスク)があると考えるためです。
そして真ん中のものはバランスが取れている、コスパが良い、ちょうどいい、などのように認識します。
しかし、本当に「高価な製品ほど効果がある」のでしょうか。
高価な化粧品の隠された秘密をお教えします。
まず、化粧品の価格は、原料代・製造費・開発費・容器代・広告費・販売費の6つで決定します。
数多くの企業が、希少な成分や、流行の成分などの開発に莫大なお金を投資しています。理由は製品の希少価値を高め、他社以上に売り上げるためです。
その分、化粧品の価格も向上し、消費者は「高価な製品=効果がある」という認識になりがちです。
しかし、残念ながら化粧品は医薬品ではないため、希少な成分などが入っている製品を使用しても、劇的な変化はありません。
化粧品に関する法律で認められている主な効能として、保湿があげられます。化粧品の基本的な効果は保湿であり、それ以上の劇的な変化は期待できないと思っておきましょう。
また、高価な製品は容器代や広告費などが莫大にかかっており、化粧品の効能とは無関係な部分にも費用がかかっています。高価な製品を選ぶことも、もちろん消費者の選択肢の1つですが、効能を過信しすぎないように注意することが大切です。
【調査概要】
調査対象:20~30歳の女性100名
調査日:2023年12月14日(木)
調査実施者:株式会社アースケア(自社調査)
調査方法:インターネット調査