- 近年、SNSの普及により美容情報が溢れ、特に30代は肌悩みが増えやすい年齢層であるため、美肌に対する関心や美容医療への意識が高まっているのではないかと予想されます。株式会社アースケアは、30代の女性100名を対象に美肌への意識や美容医療への関心についてのアンケート調査を実施しました。その結果をもとに、美肌への関心の高まりや美容医療への意識について報告いたします。
【調査概要】
調査対象:30~40歳の女性100名
調査日:2023年06月30日(金)
調査実施者:株式会社アースケア(自社調査)
調査方法:インターネット調査
ご自身のお肌について
まず初めにご自身のお肌に対する自信について質問いたしました。
■ ご自身のお肌に自信がありますか?
はい:9.3% いいえ:90.7%
アンケートに回答した30代の女性のうち、わずか9.3%がお肌に自信を持っていることがわかりました。それに対し、90.7%の方が自身のお肌に自信がないと回答しました。この結果から、多くの30代女性が自身のお肌に対して悩みを抱えていることがうかがえます。
肌悩みについて
では30代の女性方はどのような肌悩みを抱えているのでしょうか。
■ 肌の悩みはなんですか?
1位:シミ 67.3%
2位:たるみ 55.1%
3位:シワ 51%
4位:毛穴 42.9%
5位:くすみ 27.6%
最も多くの方が悩むのは、「シミ」(67.3%)でした。また「たるみ」(55.1%)や「シワ」(51%)なども多くの女性が悩みとして抱えていることがわかりました。
これらの結果から、30代女性の間で肌のトラブルやエイジングサインに対する関心が高まっていることがうかがえます。
情報収集について
何か悩みがあると、情報を収集して解決しようと考える人もいると考えられます。どのように情報収集を行っているか、質問してみました。
■ お肌をきれいにするため(保つため)に、どのように情報を収集していますか?
・情報収集をしたことがない 32.7%
・グーグルなどネットで検索する 28%
・テレビを見る 11.2%
・知人や家族に聞く 11.2% …
「情報収集をしたことがない」という女性が多く、意外なことに、悩みがあっても情報収集をしないという傾向があるようです。または、自ら情報収集するほど、肌に悩んでいないことが予想されます。
情報収集をする方の中では、ネットでの検索(グーグルなど)が最も多く利用されていることが明らかになりました。
ケアについて
美肌を保つには適切なスキンケアを行う必要があります。どれくらいの割合の方がスキンケアに気を付けているのでしょうか。
■ お肌をきれいにするために(保つために)、スキンケアに気を付けていますか?
はい:66.7% いいえ:33.3%
アンケート結果によれば、66.7%の方がお肌をきれいにするためにスキンケアに気を付けていることがわかりました。
この結果から、多くの30代女性が日常的にスキンケアを行い、美肌を保つための努力をしていることがうかがえます。
美容医療(美肌治療)について
さらに美容への関心が高い方は、自宅でのセルフケアに加え、美容医療(美肌治療)を試す傾向があります。30代の女性のうち、どれくらいの方が美容医療(美肌治療)に関心があるのでしょうか。
■ お肌をきれいにするために(保つために)、美容医療(美肌治療)を受けたことはありますか?
ある:11.2%
いいえ、しかし興味がある:30.8%
いいえ、興味もない:57.9%
美容医療を受けたことがある方は調査対象の30代女性の中で11.2%にとどまりました。一方で、興味があると回答した方を含めると、合計42%の方が「美容医療への関心がある」ということができます。
これらの結果から、美容医療の普及は低いものの、関心がある人は少なくないということができます。
【調査結果の総括】
調査結果は、美肌への関心や肌悩みへの取り組みが高まっている30代女性の意識を反映しています。多くの女性がお肌に自信を持っておらず、特にシミやたるみ、シワといった肌トラブルに悩んでいることが明らかとなりました。また、スキンケアへの取り組みは多くの女性が行っており、自宅でのケアに注力していることがわかりました。一方で、美容医療はまだまだ普及していないことが明らかになりました。美肌への道は個々の肌質や悩みに合わせた適切なケアが重要です。今後も皆さまの美肌への関心にお応えできる情報を提供してまいります。