2019年06月20日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
肌と同じくらいに、見た目の印象を左右するのが『髪』です。
最近、髪のお悩み、ありませんか?
私は、もともと毛量が少ないので、できるだけ髪をふんわり、ボリュームあるようにしたいなぁ、と常々思っています。
あと、最近チラホラ見えてきた白髪も気になります・・・。
他にも、髪の悩みと言えばさまざまありますよね。
たとえば、これからの季節だと、
「湿度が高くて、髪がまとまらない」
という悩みをよく伺います。
ほかにも、
などなど、たくさんありますよね。
こうした悩みが少しでも解消されれば、見た目の印象は、今よりさらに健康でハツラツとしたものになりますし、自分にも自信が持てて、気持ちも軽やかになると思います。
そこで、今回から何度かに分けて『ヘアケア』について考えていきたいと思います。
1回目の本日は、髪の『基礎知識』から!
これを知っておくと、抜け毛・薄毛という悩みはもちろん、髪のパサつきや、乾燥、ツヤのなさ、切れ毛など、さまざまな髪の悩みに対応できます。
一生使える知識ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
まず知っておきたいのは、髪の構造と特徴です。
髪は、のり巻き!?
3つの特徴を覚えておきましょう
毛髪一本一本は、のり巻きみたいな構造をしています。
のり巻きは、真ん中に具があって、その周りをご飯が囲んで、さらにその周りをのりがぐるっと覆っていますよね。
そういう構造です。(なんだか、微妙な例えですが・・・^^;)
具体的には、次の3つで構成されます。
イメージしてみてください。
■ コルテックス(ご飯)
髪のやわらかさ、しなやかさ、強さなどを左右する重要な部分です。
■ キューティクル(海苔)
メデュラとコルテックスを保護しています。
このうち、特に注目したいのは、一番外側にある『キューティクル』です。
髪の状態を決めるのは『キューティクル』
でも、一度傷つくと戻らない
毛髪の一番表面にあるので、髪のツヤや手触り、なめらかさなど、見た目の美しさや質感を大きく左右します。
見た目は、魚のウロコのような形で、透明で硬い細胞です。
これがウロコ状に重なりあって、ぐるりと毛髪の内部を包んでいます。
このキューティクルが傷つくと、内側にあるコルテックスがむき出しになったり、たんぱく質や水分が流出していきます。
その結果、パサパサの髪になったり、すぐに切れる弱い髪になったりします。
反対に、キューティクルが整っていれば、髪は強く、健康で、美しくいられます。
そこで大事になるのは、このキューティクルをいかに傷つけず、健やかな状態をキープするか?です。
というのも、一度傷ついたキューティクルは、もう元には戻らないからです。
キレイな髪をキープするポイント
『肌』と『髪』の一番の違い
肌は、傷をおったら再生します。
肌荒れやニキビが起こっても、きちんとケアをすれば、また健康な状態に戻ります。
これは、肌細胞が常に生まれ変わりを行っているからです。
でも、毛髪は、生まれたときから死んでいます。
つまり、これ以上、新しくも、強くもならない細胞が連なって形成されているのが毛髪なのです。
ですから、美しい髪を維持するためには、髪の表面を覆っているキューティクルを『どれだけ傷つけないか』が重要なんですね。
これ、健やかな美しい髪を作るうえで、とっても大切な基礎知識です!
意外と知られていないことでもありますので、「え、そうだったんだ!」と思われた場合には、今回のウキメルのお話でしっかり覚えてくださいね。
毎日のヘアケアで避けるべき
キューティクルを傷つける4つのダメージ
2.熱
3.紫外線
4.ヘアカラーやパーマ
順番にご説明しますね。
【1】 摩擦
このような行為をすると、髪同士や、髪と物体が触れ合って、摩擦が生じます。
キューティクルは強い細胞ですが、摩擦をうけると結構簡単にはがれてしまいます。
特に、髪が濡れているときは、キューティクルが一番傷つきやすい状態!
無理なブラッシングや、乱暴にタオルで髪を拭くのは避けましょう。
洗髪後の髪をふくときは、髪をタオルではさみ、水分を押し出すようなイメージでトントンとたたく方法がおすすめです♪
また、髪が湿った状態で寝るのは、髪に摩擦を与える上、匂いの原因にもなります。
きちんと乾かしてからおやすみくださいね^^
【2】 熱
髪の主成分は、ケラチンというたんぱく質です。
高温になると、このたんぱく質が変性し、髪はダメージを受けます。
特に、濡れた髪は、熱にも弱くなっているので注意!
ドライヤーで髪を乾かすときには、同じ箇所に2秒以上温風をあてないようにしましょう。
また、髪は持ち上げる程度にして、ドライヤーを左右に振って、温風のあたる箇所を変えます。
私は以前、髪を乾かすときに、髪のほうに指を入れて、わしゃわしゃ~っと動かしていたのですが、こういうのは、髪に摩擦を与えるのでやめましょう^^;
動かすのは、ドライヤーです。
【3】 紫外線
見逃しがちな、紫外線のダメージ!
肌を老化させる紫外線は、髪にも悪影響を与えます。
熱と同じく、髪の細胞を変性させてしまい、髪をパサつかせたり、弱くします。
また、毛髪だけではなく、頭皮にもダメージを与えます。
髪を生み出す場所である頭皮がダメージを受けると、抜け毛が増える、健康な髪が生えにくくなる、など深刻な問題が起こります。
帽子や日傘で髪と頭部を紫外線から守りましょう。
最近は、髪用の日焼け止めも商品化されているので、そういった製品を使うのもよいと思います。
【4】 ヘアカラーやパーマ
髪の色を変えたり、うねりをもたせたりするためには、キューティクルの奥にある、コルテックスに働きかける必要があります。
そのため、ヘアカラーやパーマを行うときには、薬剤を用いて、キューティクルを開き、髪の内部に作用します。
ですから、ヘアカラーやパーマを行うと、どうしても髪は傷みやすくなります。
といっても、カラーもパーマも楽しみたいですよね。
このようなヘアアレンジをする場合には、施術後のヘアケアを特に念入りに行いましょう。
そして何より、健康な毛髪を生み、育てられるよう頭皮ケア・ヘアケアを行っていくことが大切です。
この具体的な方法は、次回以降にまたお話しますね。
キューティクルは、一度傷ついてしまうともとに戻すことができません。
日々のお手入れや意識によって、守り続けていくことが大切です。
本日のウキメルを参考に、お手入れを始めてくださいね^^
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