2018年03月01日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
2月後半にはいり、テレビやインターネットで、とうとう『あのニュース』を聞くようになってしまいました。
この時季特有のニュースといえば・・・そうです、『花粉の季節の到来』です。
2月16日の関東地方での『シーズン開始』を皮切りに、2月下旬から3月にかけて、全国的に花粉の飛散が始まりました。
ウキウキメイトのなかにも、「毎年、花粉の時季には、鼻炎や目のかゆみ、さらには肌荒れでつらい」という方がいらっしゃると思います。
実は、私も、先週あたりから、鼻やのどの調子が悪くて、出勤時にマスクを欠かさずつけるようになりました。「もしかしたら、花粉が・・・」と思うと、不安になってしまって・・・。
実際、マスクをして、鼻やのどの調子がどうなったかというと、良くなったような、変わらないような・・・あいまいです^^; もしかしたら、ただの寒さや、風邪のひき始めなのかもしれません。そう思ったときに、気付いたことが2つあります。
1つめは、「何か問題が起こると、誰でも、無意識のうちに、原因を探そうとするのだなぁ」ということ。
2つめは、「その『原因を探すこと』と、その後、『本当の原因を突き止めること』、そして、『その突き止めた原因に正しく対処すること』は、それぞれ別の話なのだなぁ」ということです。
これは、私たちのキレイ肌づくりにも関係が深いことだと思います。
肌トラブルという『問題』が起こったとき、あなたはどんなふうに『原因』と向き合いますか?
今回は、肌トラブルの原因を想定するヒントをご紹介します。
「最近、肌の調子が悪い」という場合はもちろん、「ちゃんとお手入れをしているのに、長い間、肌トラブルで悩んでいる」という場合にも、今回のメルマガがこれからのスキンケアのヒントになると思います。
では、さっそく始めましょう!
まずはおさらい♪『ちゃんと』保湿をしていますか?
肌トラブルを改善するために欠かせないことは、肌を健やかな状態にすることです。そのためには、保湿のスキンケアが必要です。
でも、ときどき、「ちゃんと保湿をしているのに肌トラブルが改善しない」というお問い合わせをいただくことがあります。
そこで、以前に、この問題について考えました。
この問題に対して、ウキメルでご提案した原因は、保湿の『方法』です。
「問題の大前提である『ちゃんと』がクセモノでは?」というお話をして、本当の意味で『ちゃんと』保湿をする方法をご紹介しました。
気持ちや思いこみを捨てて、『肌視点』で行うお手入れが、肌トラブルの改善につながる保湿の方法でしたね。
この保湿のお手入れは、理想の肌を手に入れるための一番の近道です。2~3日で肌に変化が現れることはありませんが、根気よくお手入れを続けることでキレイ肌に近づくことができます♪
でも・・・
もう何ヶ月も『ちゃんと』保湿をしているのに、肌トラブルがなくならないとしたら・・・別の原因を探すタイミングです。↓↓↓
今すぐチェック!
肌トラブルがなくならない原因
原因はいろいろ考えられます。まず第一は、体の内部のこと。
ウキメルでも、これまでに何度もお伝えしたとおり、健やかな体あってこそのキレイ肌です!
水分を維持するのも、肌の表面がなめらかで美しいのも、肌細胞が健康であることが大前提です。健康な肌細胞を作るためには、健康な体であること、体の機能が十分に発揮されていることが欠かせません。
もし、体の不調や生活習慣等によって体の機能がうまく働かず、健康な肌細胞が作られていなければ、どんなにちゃんと保湿をしていても、水分を維持する力が弱くなっています。当然、肌トラブルもなくなりません。
以下に、肌トラブルの原因になりやすい生活習慣をリストアップしてみました。
ちょっと怖い気もしますが・・・キレイな肌を手に入れるためには、現状を知ることからです^^; がんばって、チェックしてみましょう↓↓
当てはまる項目があったでしょうか?(私は4個・・・)
心当たりがあれば、その状態を少し良くする方法がないか考えてみましょう。それが、肌トラブル改善の糸口になるかもしれません。
また、「この1~2ヶ月の間に肌の調子が悪くなった」という場合には、こうした体の機能の他にも、今の時季特有の肌トラブルの原因が関わっているのかもしれません。例えば・・・
今の時季の肌トラブルを招く3つの刺激物
例えば、毎年、2月~5月頃にかけて日本には『黄砂』が飛来します。
黄砂というのは、大陸にある砂漠の砂や塵が、季節風に乗ってやってきたものです。日本には『春霞(はるがすみ)』とか『おぼろ月』なんていうロマンチックな言葉がありますが、こうした現象にも、実は、黄砂が影響していると言われています。
つまり、ものがぼやけて見えるほど、空気中に砂塵が舞っているんですね。このような環境で外出をすれば、当然、肌には黄砂が付着します。
また、この数年で問題視されるようになった『大気汚染(PM2.5)』もそうです。
毎年黄砂を乗せてやって来る季節風は、大陸の大都市を通過する過程で、化学物質や、汚染された空気を含んでいます。このような化学物質も、黄砂と一緒に肌に付着します。
もうひとつ、忘れてならないのは、冒頭でお話した『花粉』です。
黄砂とほぼ同じ時期、日本各地でスギを中心とした花粉が飛散します。花粉が引き起こすのは、くしゃみや鼻水といった一般的な花粉症の症状だけではありません。敏感肌・乾燥肌に付着すると、肌を一層乾燥させたり、深刻な肌トラブルを招きます。それは、黄砂や汚染された空気も同じです。
というのも、乾燥肌・敏感肌は、肌のバリア機能が低下しているからです。
花粉や黄砂などの春の刺激物も、うるおいのある健康な肌ならダメージを受けません。バリア機能が高いため、肌へ侵入させないからです。
でも、バリア機能が低下している肌は、これらの刺激物の侵入を許してしまいます。その結果、かゆみや赤みなどの肌トラブルを起こします。
こうなると、肌は『ダメージを防ぐこと』と『受けたダメージを回復させること』の両方を行うことになります。このような状態では、ちゃんと保湿をしていても、効果が発揮されにくくなります。
さらに、追い打ちをかけるように、もうひとつ、肌トラブルの改善を妨げるものがあります。紫外線です。
春先の油断が命取り!
キレイ肌の天敵・紫外線
実は、秋以降、少しずつ少なくなっていた紫外線量が、2月から、再び増え始めます。
さらに3月、4月となると、もう紫外線量は9月並み。炎天下の中で行われる運動会を思い出してください。あの頃と同じくらいの紫外線量が、もう来月から降り注ぐのです。
ご存知の通り、紫外線は、肌にとって天敵です。それなのに、春先の肌は、ここまででお話したように、乾燥に加え、黄砂や花粉、汚れた空気等のせいで弱りがちですよね。この状態で紫外線を浴びれば、いつも以上のダメージを受けてしまいます。
さらに、紫外線によるダメージは、肌の深部(真皮)にまで達して、肌のうるおいやハリを保っているコラーゲン線維やエラスチン線維などを破壊します。つまり、深いシワや、消えにくいシミ、顔全体のたるみなど、肌年齢をぐっと引き上げてしまうような肌トラブルをカンタンに起こしてしまいます。
お話しながら本当に悲しくなってきましたが・・・このように、肌にとって過酷な環境がそろっているのが今の時季なのです。
そのため、ちゃんと保湿をしていても、肌トラブルが起こったり、改善が遅くなったりしてしまうことがあります。
あなたの肌トラブルの原因が、もしかしたらここにあるかもしれません。
問題解決を解決するために
問題が起こったとき、原因を探すのはとても大切なことです。そしてその原因を、より幅広く、より多く想定できるほど、問題を解決する可能性が広がります。
例えば、「ちゃんと保湿をしているのに肌トラブルが改善しない」。
この問題にぶつかったときに想定する原因が「今使っている化粧品が良くないんだ!」だけだったとします。
でも、実際の原因が、「適した使用量を使っていないこと」、「食事の栄養バランスが偏っていること」、「紫外線や花粉によって肌がダメージを受けていること」の3つだった場合・・・どうなるでしょうか?
新しい化粧品を使い始めても、問題は解決しません。数ヶ月使っても、肌の調子が悪いままなので、「この化粧品もダメだった」と判断して、また次の化粧品へ・・・・
これではいつまでたっても理想の肌にたどり着くことができませんし、不安ばかりが大きくなって、とってもつらいですよね・・・。
ですから、ウキウキメイトの皆様には、肌やスキンケアに関する知識を深めていただいて、何か問題が起こったときに、より多くの原因を想定していただきたいと思います。そうすることで、より早く、確実に、理想の肌にたどり着くことができるからです。
今回は、問題解決のスタート地点である、『原因を想定する』というお話をしました。このあとは、想定したもののなかから、本当の原因を突き止めたり、その原因に正しく対処するというステップに進みましょう。
時間はかかりますが、こうして原因を考え対処していくと、自分の肌に必要なスキンケアを理解することができます。そうなれば、とるべき対策もわかりますね。
正しい対策ができれば、肌を取り巻く過酷な環境に負けない、キレイで健やかな肌を維持できるようになります。
肌トラブルが起こりやすい今の時季だからこそ、焦らず、地に足をつけて、肌と向き合っていきましょう。
また、トラブルが起こって、お手入れ方法や肌の状態にご不安がある場合には、アースケアまでお気軽にご相談くださいね。
スキンケアアドバイザーが、あなたの肌トラブルの原因を一緒に考え、ベストなお手入れ方法をご提案いたします!一緒に問題を解決しましょう♪
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