2017年09月21日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
秋口になって、なんとな~く、
こういうこと、ありませんか?
実は、これらはすべて、『角質層』が水分不足になることで起こる肌状態です。角質層というのは、肌の一番表面にあるうす~い層です。角質細胞という平たい細胞が積み重なって構成されています。
この角質細胞、放っておくと、本来であれば、一定期間ではがれ落ちていきます。いわゆる『あか』です。毎日はがれ落ちても、また肌の奥から新しい角質細胞が上がってきますので、角質細胞は常に一定の厚さを保ちます。
でも!
もし、現在、ごわつきや、ざらつき、乾燥等を感じていらっしゃるなら、不要な角質細胞が、まだ肌表面にくっついているおそれがあります。
というのも、水分不足など肌機能が損なわれていると、角質細胞が硬く縮こまり、うまくはがれてくれないからです。
角質細胞がとどまると、顔が『かかとの肌』になる?
肌表面に不要な角質細胞がとどまると、角質層そのものが厚くなります。分かりやすい例を挙げますね。
人の肌の中で、特に角質層の厚い部分が『かかと』です。
全体重を受ける箇所ですから、ひときわ丈夫になるよう、角質層が厚くなっています。役割の違いがあるので、顔の肌と異なるのは当然なのですが、ちょっと、顔の肌が、かかとの肌と同じになったところを想像してみてください。
「角質層が厚くなる」というのは、簡単に言うと、こういう状態を指します。
ごわつき、ざらつき、化粧ノリが悪いのも、なんとなく納得・・・ですね^^;
でも、だからって、「かかとみたいな肌で過ごしたくない~!」と思われる方が多いと思います。どうすればいいでしょうか?
ザラつき・ゴワつきの解消法
まずは、アクアテクトゲルの量と頻度をチェック!
角質細胞がはがれ落ちずに肌にとどまっているのは、主には、水分不足になっているから。これは、アクアテクトゲルで、肌が必要とするだけ保湿を行えば、改善ができます。
まずは、毎日行っているアクアテクトゲルの使用量・頻度を、もう一度見直してみましょう。
例えば、
アクアテクトゲルの使用目安量は、ゲル計量器で量る『さくらんぼ1つ半~2つ分』です。
これで、さくらんぼ2つ分。
ごわつきやざらつきを感じる肌状態の場合は、特にしっかり肌を潤す必要があります。ですから、現在、この量よりも少ない場合には、使用量を増やしてお手入れを続けてみてください。
「なかなか浸透しない!」のも、角質層が厚くなっている証拠
角質層が厚くなっていると、アクアテクトゲルが浸透しにくいです。
肌の表面に、硬くなった角質細胞がぎっしり積み重なっているためです。
アクアテクトゲルの使用量が少ないと、なおのこと、肌は潤いません。
たくさん塗るとべたつく場合には、少量ずつ小分けにして重ね塗りを行い、目安量以上のアクアテクトゲルで、肌をしっかり潤しましょう。
アクアテクトゲルを使っているなら、日中に保湿をしないと損!
昼や夕方に乾燥やツッパリを感じるなら、日中にも保湿を行いましょう。アクアテクトゲルの最大のメリットのひとつは、『何度重ね塗りをしても、保湿ができること』です。
これは、化粧水やクリームを使った一般的なスキンケアではできないことです。
化粧水だけでは、肌に水分を留めることができず、すぐに乾燥してしまいます。だからと言って、化粧水の後に油分の多いクリームを塗ってしまうと、それ以上水分を与えることができません。油分で弾かれてしまうからです。
でも、アクアテクトゲルは、水分や油分で層を形成するわけではありません。簡単にいうと、水分・油分・保湿成分がモザイク状に組み合わったクリームです。
ですから、何度塗り重ねても、肌全体に水分・油分・保湿成分を都度・都度、与えることができるのです。
アクアテクトゲルでスキンケアをおこなうなら、このメリットを最大限生かさないともったいないです!
日中に乾燥を感じるということは、朝のスキンケアで補った水分が、時間の経過とともに蒸発しているということです。ほんの少量でも構いませんので、日中にもアクアテクトゲルを塗って、もう一度肌を潤しましょう。
これで、肌=角質層が潤った状態を一日中維持することができます。
もちろん、ファンデーションやメイクをしている上からも、アクアテクトゲルで保湿できます。
そして、潤いを保った角質層は、適切に生まれ変わりを行うようになります。
不要な角質細胞がきちんとはがれ落ちていくので、
などなど、肌状態がよくなっていきますよ。この状態を作るべく、ぜひお手入れを続けてみてください。
さて、こうして保湿方法を見直すと、数ヶ月かけて肌が少しずつ変化し、『潤う角質層』に変わっていきます。肌本来の機能にそった安全で効果的な改善法です。
でも、もし、今、「保湿もするけど、少しでも早く良い状態になれる方法はないかな?」と思われたなら・・・スペシャルケアをおすすめします。
それは、『ピーリング』という角質ケアの方法です。
ピーリングは敏感肌にはキケン!?
『ピーリング』という言葉を聞いて、「え!怖い!」と思われる方は多いと思います。特に、敏感肌・乾燥肌の方にとっては、刺激が強いスキンケア方法として有名です。
そして、これは事実です。
『ピーリング』言っても、実は、さまざまな方法があります。
一番有名なのは『ケミカルピーリング』です。これは、化学的な薬剤を肌に塗って行います。よく用いられるのは、『AHA』、通称・フルーツ酸と呼ばれる薬剤。
商品のパッケージに『AHA』と大きく記載されている石けんや化粧品を目にしたことがおありかもしれません。この成分名が目立っている商品は、ピーリング効果を謳った商品だと思って間違いありません。
有名な成分なので、もう少し詳しくご紹介しますね。
AHAというのは、ひとつの成分の名前ではなく、酸性の成分の総称です。具体的には、次のようなものがAHAに分類されます。
どれも、フルーツや野菜などに含まれる成分であるため『フルーツ酸』と呼ばれることもあります。フルーツや野菜と聞くと、なんとなく肌にやさしい印象を受けますね。実際、適切に使用すれば、肌への刺激や負担は少ない成分です。
しかし、濃度や使い方を誤ると、大問題です。
実際、ピーリングが日本に導入された20年ほど前には、高濃度のAHAが使用されたことで、ピーリングによる被害が多発しました。
強すぎる酸を肌に塗布したことで、顔が真っ赤に腫れあがる、水ぶくれができるといった、皮膚障害ややけどの症状がたくさんでたのです。
現在は、状況が変わってきてはいますが、どの程度の濃度の薬剤を使い、どの程度の施術を行うべきか、はまだはっきりとした規定がありません。
そのためか、
「エステでピーリングをして失敗した」
「ケミカルピーリングを行ってから、敏感肌になった」
というように、肌トラブルに悩む方からのご相談は、アースケアにもよく届きます。
このような危険性が少しでもある以上、敏感肌・乾燥肌のウキウキメイトの皆さまには、ケミカルピーリングはおすすめしません。でも、厚くなってしまった古い角質を取りのぞくことは、肌トラブルの改善には有効です。
そこで、アクシリオ『ピーリングゲル』の出番です。
敏感肌も使える
安心ウェットピーリング
「アクシリオシリーズと言えば、アクアテクトゲル!」ですので、あまり目立ってはいないのですが、実は、こういう商品があります。
ここまで散々ケミカルピーリングの話をしたので、もう、「ピーリングって怖い」というイメージが強くなってしまったかもしれません。(私のせいですね、すみません;)
ですが、そんな、肌に負担をかけるものを 、ウキウキメイトにご紹介することは絶対にありませんので、ご安心ください♪
アクシリオのピーリングゲルは、『古い角質細胞を取り除く』方法がケミカルピーリングゲルとは全く異なるのです。
簡単にご説明すると、
2. その状態でマッサージをします。
3. ゲルが、やわらかくなった古い角質細胞を巻き込み、取り除きます。
アクアテクトゲルと言えば『水分』と『保湿成分』ですが、実は、ピーリングゲルも『水分』と『保湿成分』の力で古い角質細胞を取り除くのです。
ウェットピーリングという方法です。
このピーリングゲルの一番のポイントは、『やわらかくなった古い角質細胞だけ』を取り除くことです。水や保湿成分で柔らかくするだけですから、ケミカルピーリングで用いるAHAのような強い効果はありません。
角質層の角質細胞を、一気にごっそり取り除くこともできません。(ごっそり取るから、肌に負担となるのですが・・・)
その代わり、肌に負担を与えることなく、うるおいを与えることで無理なく、不要な角質細胞だけを取り除くことができます。
ですから、敏感肌・乾燥肌の方にも安心してご使用いただけますし、もし、「集中的にお手入れをしたい!」ということであれば、毎日使っていただいても問題ありません。
気を付けていただきたいのは、
この2点です。
どちらも、肌と手の間で摩擦が起こり、これが、肌に負担となる場合があるからです。そして、潤う角質層を作るために一番おすすめの方法は、週に2~3回をずっと続けることです。
短期間毎日使うよりも、長期間2~3回に1度のケアのほうが、肌の生まれ変わるサイクルには適しています。
まだ、秋の入り口です。
角質層の状態を今からしっかり整えていくことで、空気の乾燥が厳しくなる冬も、潤いのある強い肌で迎えることができます。
アクアテクトゲルの使用量と頻度の見直し、ぜひ今日から行ってくださいね。そして、さらに早くキレイに近づきたい場合は、ピーリングゲルを毎日のスキンケアに取り入れてみてください。
ザラザラ・ゴワゴワを解消して、つるんとなめらかで、潤いのある、健やかな肌で冬を迎えましょう♪
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