2017年01月26日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
今回は、ダブルクレンジングゲルを使った『洗顔』の方法を見直していきましょう。『洗顔』の方法を行うのは、次の2つの場合です。
『洗顔』の目的は、顔についたホコリや皮脂汚れ、顔についた基礎化粧品を落とすことです。これらは、ほんの少しの洗浄力でキレイに落とすことができます。ですから、『洗顔』をする際には、ダブルクレンジングゲルの洗浄力を和らげます。ダブルクレンジングゲルの洗浄力はもともとマイルドに作られていますが、それをさらにマイルドにするんですね^^
洗浄力は、次の2つで和らげることができます♪
では、さっそく、『洗顔』の方法を見ていきましょう。
ダブルクレンジングゲル
『洗顔』方法
【1】ゲル計量器でさくらんぼ半分のダブルクレンジングゲルを、手の平に取ります。
手の平にとったダブルクレンジングゲルに、同量程度の水を混ぜます。まずは指先で軽くかき混ぜ、その後、両手を合わせて広げます。
ダブルクレンジングゲルが泡立たないのは、そのほうが、肌に負担を与えないからです。
石けんや洗顔料の多くは、泡が立ちます。泡が果たす一番大切な役割は、『摩擦を軽減すること』です。手と肌の間でクッションの役割をして、肌への負担を軽くするのです。この点で、ゲルは泡よりも効果が高いです。ふわふわ・もこもこに立てた泡も、指や手の平で押さえると、簡単に潰れてしまいます。ふわふわに見えても、中身は空気なので仕方ないです。しかし、ゲルは、ゲルそのものがクッションとなり、さらに弾力があります。そのため、手や指が直接肌に触れにくくなるのです。
赤く炎症を起こしたニキビや、敏感になった肌、乾燥してヒリヒリする肌も、やさしく洗うことができますので、ダブルクレンジングゲルは泡立てずに、ゲルの形状のままご使用ください。
【2】おでこを指の腹でやさしくなでます。
ダブルクレンジングゲルを肌に広げていきます。まずは、皮脂がでやすく丈夫なおでこからです。指の腹でやさしくなでます。
【3】両手を使って小鼻にダブルクレンジングゲルをなじませます。
続いて鼻筋をなで、その後、両手を使って小鼻にダブルクレンジングゲルをなじませましょう。
このとき、皮脂や毛穴の汚れ・ニキビが気になると、ついつい指に力を入れてしまいます。でも、どんなに力を入れてこすっても、皮脂汚れやニキビの改善にはつながりません。むしろ、こする刺激によって悪化させてしまう恐れもあります。「やさしく、やさしく、なでるように」を忘れずに。
指先でゴシゴシこすってしまう人は、いっそのこと指に力を入れて、指先をピンと反らせてみてください。こうなると、『指の腹』が自然と顔の肌にあたるようになって、肌に与える力をうまく抜くことができますよ♪
【4】口やアゴの周りをなじませます。
次は口の周りです。口やアゴの周りは、ホルモンバランスの影響を受けやすい箇所です。と同時に、皮脂腺が少ないため乾燥しやすい箇所でもあります。
【5】頬から目尻に向けて、くるくるくる~となじませます
『メイク落とし』のときと同様に、頬から目尻に向けて、くるくるくるとなじませます。あとは、すすいで終了です!
【6】すすいで、洗顔終了
すすぐときも、ゴシゴシこする必要はありません。水を顔にあてるように、顔についたゲルを落とします。顔を上下半分に分けて、上半分で10回、下半分で10回程度を目安にすれば、きれいに落とすことができます。
以上が、ダブルクレンジングゲルを使った『洗顔』の方法です。
朝の洗顔でも、ダブルクレンジングゲルは必要?
「朝は洗顔料を使わずに、水洗いだけにしているの」という声もよく伺います。かく言う私も、水やぬるま湯洗いで済ませる日もあります。朝、ダブルクレンジングゲルを使うかどうかは、肌状態や使用している化粧品等を考慮して、日によって変えるのが一番良いと思います。
判断の目安をご紹介しますね。
朝、ダブルクレンジングゲルを使って洗顔をすると、肌表面の余分な皮脂や、眠る前に塗った基礎化粧品をスッキリ落とすことができます。肌表面に余計な油分がないため、洗顔後に塗るアクアテクトゲルが浸透しやすくなります。
ですから、次のような場合は、ダブルクレンジングゲルを使った洗顔がおすすめです。
● 前日の夜、アクアテクトゲル以外のクリームや美容液など油分の多い基礎化粧品を塗って眠った
油分の多い化粧品は、眠っている間にも酸化します。ですから、一度、きちんと落としたほうが肌への負担を抑えることができます。
また、何より、油分が付いたままの状態では、アクアテクトゲルがしっかり浸透しにくくなります。保湿効果を高めるためにも、ダブルクレンジングゲルを使って落とすようにしてください。
逆に、次のような場合には、水かぬるま湯洗いでも十分です。
● 肌が過敏になっている
● 肌がかなり乾燥している
● 夜のお手入れは、アクアテクトゲルだけ
眠っているあいだにかいた汗や皮脂汚れ・ホコリは、水や人肌程度のぬるま湯で落とすことができます。
また、アクアテクトゲルは水溶性なので、これも水・ぬるま湯洗いで落とせます。皮脂を落としすぎないことで、肌のうるおいを保持しやすくなります。
どちらを優先させるかは、その日の肌状態はもちろん、スキンケアの目的(肌状態を悪化させない、肌状態をさらに良くする、今の状態をキープする、など)などによって、選んでいきましょう。
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