メンズ化粧水の選び方やケア方法を紹介│ おすすめの市販品も紹介

メンズ化粧水の選び方

「肌がカサカサして気になる」
「髭剃りで肌荒れしている」
「肌がベタつくのを何とかしたい」

という肌の悩みがある男性は多いようです。
当メディアを運営する株式会社アースケアのメール相談にもよく問い合わせがやってきます。

男性の化粧水選びのポイントは、肌に合ったものを選ぶことです
しかし、そもそも多くの男性は、女性ほどは自分の肌質のことに興味がないことも。

よく聞くのが、「よく目にする化粧品を買う」「ドラッグストアで安いものを適当に買う」という買い方です。
そんな状態で自分の肌に合う化粧品を、数多いメンズ化粧水の中から選ぶのは大変なことです。

この記事では、自分の肌質に合った化粧水の選び方、正しい使い方を紹介します。
自分の肌にマッチした化粧水の選び方がわからない方は、ぜひ参考にしてくださいね。


1.自分の肌状態をチェック

化粧水を選ぶ参考として、まずは自分の肌質を知ることから始めましょう。
肌状態は季節や体調によっても変動するので、「自分の肌状態を知る」ことはとても大切です。

肌質は大きく分けると以下の3つです。

  • 乾燥肌
  • 脂性肌
  • 普通肌

そこに生活習慣や環境、スキンケアなどの結果によって、脂性肌が悪化した「オイリー肌」や、部位によって状態が違う「混合肌」になることがあります

こうした肌状態はいつも常に一定ではなく、季節や食べ物・睡眠の状況などによってころころと変わります。
そこで今、自分の肌がどんな状態か確かめてみましょう。

 肌状態別の水分・油分比較のイメージ図

1-1.「額・鼻がいつも皮脂でベタベタ」状態

  • 肌がいつもベタつく
  • Tゾーンがテカっている
  • 洗顔後1時間ほどで皮脂が浮いてくる

こんな肌状態は、「水分量も多く、皮脂量も多い」脂性肌だと考えられます。

脂性肌の人は、もともと皮脂分泌量が多く、また10〜20代のいわゆる思春期には、性ホルモンの影響も受けるため皮脂腺が活発に刺激され、分泌量がさらに多くなります。

特に皮脂腺が大きいのは額や頬。
思春期の脂性肌は、ホルモンバランスが落ち着いてくると自然な分泌量に戻ります。

もし大人になっても脂っぽいと感じ、肌が赤くなり細かな脂っぽい皮膚がはがれるなどの症状がある場合は、脂漏性皮膚炎などの可能性もありますので、皮膚科を受診してください。

1-2.「肌にカサカサしている部分がある」状態

  • 洗顔後しばらく経っても顔がつっぱる
  • 夕方になると肌がカサカサになる
  • 目元や口元などとくに乾燥する

このような症状がある場合は、「水分量が少なく、皮脂量も少ない」乾燥肌かもしれません。

乾燥した角層がひび割れてしまうと、かゆみを伴うことも。
白く粉をふくような乾燥や、かゆみ、痛みがある場合は皮膚科へ相談してみてください。

皮膚の表面は「角質層」という薄いバリア膜で包まれており、肌内部の水分を保つため、また乾燥や紫外線など外からの刺激や物質が侵入しないよう、なるべく一定の環境をキープするために守っています。

ところが、角層のバリア機能が低下すると、肌内部の水分は蒸発しやすくなり、乾燥しやすくなってしまいます。
肌が乾燥すると、シミやシワだけでなく、肌荒れやニキビといったトラブルの原因になることもあります。

また男女ともに年齢を重ねると、肌の内側の水分量が減り、乾燥肌になりやすい傾向にあります。

1-3.「べたつく部分もあれば、かさつく部分もある」状態

  • 額や鼻は皮脂が浮くほどべたつくのに、口元目元・髭部分はカサカサ
  • 肌荒れ・ニキビ、べたつく肌が同居している

上記のような「乾燥」と「皮脂過剰」が混在している状態は、混合肌と言われます。

混合肌でも多いのが、Tゾーンがベタついて脂っぽいのに、頬から顎にかけてのUゾーンは乾燥していること。
 「インナードライ」とも言われます。

特に混合肌は、季節やその時の体調によって左右されることもあるので、注意して自分の肌状態を観察してください。

混合肌なのに、オイリー肌と思い込んで皮脂を取り過ぎると、かえって乾燥肌に傾くことにもなりかねませんので、スキンケアの仕方には注意が必要です。

自分がどちらかわからない場合は、まず保湿を中心としたケアをしてみましょう。

1-4.「ヒリヒリ・ピリピリした刺激を感じやすい」状態

  • 何を使ってもヒリヒリする
  • 髭剃り後の肌はいつも荒れている
  • 赤みを帯びた肌である

上記のように肌が弱く、化粧品がピリピリとしみたり、赤くなりやすかったり、トラブルが起きやすい肌を敏感肌と呼んでいます。

敏感肌は角質のバリア機能が低下することで、外からの刺激を受けやすくなっているのですが、その原因の多くは肌の乾燥です。

敏感肌をケアするには、低下したバリア機能をサポートする保湿が重要です。
また化粧水から刺激を受けることも多いため、敏感肌の人は化粧水選びに特に気をつけてください。

感覚刺激の原因として、化粧品の中では特に化粧水があげられた。
このことから、知覚過敏対応の敏感肌では水溶性の刺激物質による感覚刺激を受けやすいことが示唆された。

引用:「敏感肌における角層バリア機能のビジュアル化の検討」勝田雄治、岩井一郎、針谷毅


2.メンズ化粧水おすすめ9選

化粧水を使う目的は、「肌に水分を補給する」こと。
ですから、基本的には女性用でも男性用でも、どんな化粧水でも問題なしです。

ただ、化粧水の成分によっては、思っている使用用途と違うことがあります
拭き取り用なのに肌になじませすぎたり、肌が乾燥しているのにさっぱりタイプを使ってしまったり。
とくに化粧品選びの初心者は注意が必要!

そんな使い方間違いによる肌トラブルを避けるために、簡単に、肌タイプによっておすすめの化粧水・オールインワンジェルをご紹介します。

また、今回は「買うのが恥ずかしい」という男性の声も考慮して、買いやすいような「ドラッグストアで買える化粧水」や「メンズ用化粧水」の中からチョイスします。

2-1.脂性肌・オイリー肌・ニキビ肌でも使える

オイリー肌には保湿力の高い成分がおすすめ。

一般的に「さっぱり」タイプが選ばれがちですが、「エタノール」など肌の水分も揮発させてしまう可能性があります。
ですから、保湿力と使用感のバランスが良かった商品を選びました

男性ならではのオイリー肌を考えた化粧水を紹介します。

ぐんぐん浸透 化粧水 ビオレ(花王)

とろみのあるテクスチャーで伸びがよく、保湿成分のヒアルロン酸がうるおいを保持。
ノンコメドジェニックテスト済み、アレルギーテスト済みです。

テクスチャー違いがありますので、塗り方によって選びましょう

  • ニキビができやすい方は、「薬用アクネケアタイプ」
  • 手で塗りたい方は、「濃厚ジェルタイプ」
  • パフで塗り固い方は、「ローションタイプ」

Amazon参考価格525円(税込)※2020年6月現在

ニキビ肌には油分を抑えるよりも保湿が第一です。
アクネケアのできる医薬部外品を目安にするのもおすすめ。

DHC ForMEN 薬用スキンローション

イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を抑えてニキビを予防、さらにグリチルリチン酸ジカリウムが炎症を抑えてくれる医薬部外品。

植物由来の成分が肌を整え、しっとりが持続するのにサラリとした使用感です。

150ml:1430円(税込)

2-2.乾燥肌・混合肌でも使える

乾燥している肌には、しっかりと角質層をうるおせる保湿成分配合のものを選びましょう。

ディープモイストローション(アベンヌ)

コットンに含ませて使うタイプの化粧水。
シーロケットエキス、ムチンライク、ヒアルロン酸誘導体配合。
コクのあるまろやかなテクスチャです。

300ml:3,850円(税込)

ウーノ スキンセラムウォーター(資生堂)

ヒアルロン酸Naとアセチルヒアルロン酸という、2種の保湿成分を配合。
サラサラしている使用感。

ノンコメドジェニックテスト済み、アレルギーテスト済みです。

本体 200mL・詰め替え用 180mL
オープン価格

ハーバル化粧水・高保湿タイプ(無印良品)

天然うるおい成分として有機農法で育てられた国産植物を使った8種類のエキスとアロエベラ液汁配合。
合成香料や着色料、パラベンなども無添加です。

200ml:1,790円(税込)、400ml:2,790円(税込)

2-3.普通肌でも使える

特に乾燥にもオイリーにも傾きのない肌には、保湿と油分のバランスをとることが必要です。

化粧水にはしっかり保湿できるものを選びましょう。

ハトムギ化粧水(ナチュリエ)

天然保湿成分のハトムギエキスを配合した、大容量のハトムギ化粧水。

サラリとしているのに、浸透力が高く、しっかり保湿してくれます。

冬場や乾燥を感じる部分には重ねづけしてみましょう。 たっぷり入っているので、全身にも使えます。

500ml・519円(税込)
Amazon参考価格 ※2020年6月現在

メンオールインワンスキンコンディショナーⅡしっとり(ファンケル)

すべてのスキンケアを1本で終わらせたい人に、オールインワンのジェル。

高い保湿力があり、肌にハリをもたらすエイジングケアにも効果が期待できますが、どの年代でも使えます。

60ml:2,750円(税込)

2-4.敏感肌・肌が荒れていても使える

敏感な肌や、肌荒れしている人は、しっかり保湿してくれる成分と、肌にやさしいことが大切です。
スティンギングテスト済み化粧品だと安心です。

アクリシオ アクアテクトゲル(アースケア)

化粧水だけ、クリームだけでは難しい保湿を、オールインワンゲルにしたことで実現したアクアテクトゲル。
水分と油分をバランスよく同時に肌に届けることで、しっかり保湿してくれます。

ヒアルロン酸Na、グリセリン、スクワランなど16種類の保湿成分を配合。
効能評価(抗シワ)試験済みのため、乾燥による小じわを目立たなくします。

ノンコメドジェニックテスト済み、スティンギングテスト済み、アレルギーテスト済み、パッチテスト済み。

100g:3,080円(税込)

ヒフミド エッセンスローション(小林製薬)

肌にもともと存在するセラミドは、年齢を経ると減少すると言われています。

それを補い保湿するためには、「ヒト型セラミド」を配合。
アレルギーテスト、スティンギングテスト済みの商品です。

120ml:3,300円(税込)


3.正しいスキンケア方法を知る

基本的には、洗顔をしてから、化粧水で水分を補給した後は、乳液で油分を補うという流れでスキンケアを行います

スキンケアの1歩目である洗顔を間違えた方法で行うと、肌のバリア機能を低下させてしまうこともよくあります。
洗顔は、スキンケアの中でも肌への負担が大きいので、正しい方法を知りましょう。

3-1.洗顔の手順を紹介

洗顔にも正しい手順があります。
「これくらい」と思わず、些細なことでも手順をしっかり守りましょう。

正しい洗顔のやり方 ①手を洗う

手には多くの雑菌がついています。
手についた油分や汚れで洗顔に大切な泡がよく立たないこともあります。

洗顔の際には、最初に手をせっけんでしっかり洗いましょう。

正しい洗顔のやり方 ②こすらずに汚れを落とす

洗顔で気をつけていただきたいのは「こすらない」こと。

泡立てタイプの場合はしっかり立てた泡を肌にのせ、やさしくクルクルと油分や汚れを落とします。

汚れが気になる部位でも、力を入れてこすらず、摩擦を避け、やさしくなでるように洗いましょう。

正しい洗顔のやり方 ③しっかりとすすぐ

洗顔では丁寧にすすぐことが大切なポイント。
洗いすぎは肌トラブルを招くこともあるため、10回程度を目安にすすぎましょう。

また、すすぐ際の水の温度にも気をつけましょう。
温かいと感じるお湯では、肌の乾燥を招くことが。
かと言って、温度が低すぎると皮脂や汚れがきちんと落ちてくれません。

おすすめは、人肌より少し低い34~36度前後のぬるま湯。
夏場ならそのまま水道水で、冬場はお湯を低めに調節しましょう。

なお、洗顔料を使っての洗顔は、1日に多くても2回までにしましょう。

3-2.スキンケアの手順を紹介

手順を間違うと、せっかくのスキンケアが無駄になってしまうので、正しい手順を覚えてくださいね。

※スキンケアの前には、必ず洗顔して肌を清潔にしておきましょう。

すぐに保湿をする

洗顔後やお風呂上がりは、肌から水分が蒸発しやすい状態になっています。
洗顔したらできるだけすぐに化粧水で保湿しましょう。

使用量は一般的に500円玉サイズですが、化粧水のパッケージに書いてある量に従ってください。
乾燥が気になる部分には、重ねづけもおすすめです。

男性用化粧品のイメージで、顔を叩くようにつけるシーンを見かけることがありますが、肌への刺激となるので避けてください。

注意点

記事で紹介してきたように、肌タイプ別の化粧水を使っても必ずしも肌に合うとは限りません。

同様に、化粧水のパッケージに「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」などと表記されていても、肌に合わない場合があります。

実際に使用してみて、ニキビや湿疹、かゆみや赤みなど何らかのトラブルが出た場合には、使用はやめましょう

他の化粧水へ切り替えるか、症状が続く場合は皮膚科へ相談することをおすすめします。


4.メンズ化粧水の疑問を解消

化粧水を使う意味や、選び方で疑問に思うことがありますよね。

化粧水の効果や女性用の化粧水を男性が使っていいの?などの疑問を、ここで解消してスキンケアを正しくおこないましょう。

4-1.化粧水の効果について

化粧品は、厚生労働省が定めた「化粧品基準」により、厳しい決まりごとがあります。
化粧水の効果について見ていきましょう。

化粧水は薬ではない

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」を薬機法と呼びます。 国が定めた法律により、化粧品の基準は以下のようになっています。

「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。

引用:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

つまり、化粧品は肌質の改善やトラブルへの効果を求めるものではなく、肌を整えることを目的としています

効果や改善を目的とするのは、薬の範囲です。
化粧水はあくまでも水分補給をするものであって、大きな効果を求めることはできないと思っておいてください。

化粧水の価格

化粧水の価格も、プチプラのものから高級なものまでさまざまです。
高級なものほど効果も大きいようなイメージを持ってしまいますが、必ずしも値段と効果が比例するとは言えません。

商品の価格には、CMなどの広告費や容器なども含まれています。
値段で選ぶより、自分の肌に合っているか?使い続けられるかどうか?この2点を大切にしてくださいね。

オールインワンタイプとは

水分を与える化粧水、油分を与える乳液やクリームと、化粧品はそれぞれに役割が違います。
ところがオールインワンタイプは、それらの役割を1度にできる化粧品のこと。

1つで保湿成分と油分を含み、角質内部の水分と表面の油分のバランスが適切に保つ役目があります。

4-2.女性用化粧水との違い

最近では、メンズ化粧品を多く見かけますが、女性用と効果の違いはたいしてありません。
基本的には女性用も男性用も、水分補給ができるという点で効果は同じです。

ただ、 男性用と女性用は、配合されている成分や使用感が違います。
それは男性と女性では肌質や皮脂腺、それらに作用するホルモンなどが異なるために、求める使用感が違うから。

成分

一般に、男性は女性より男性ホルモンが多く、皮脂の量も多くなりがちです。
ベタつきを感じる男性には、スッキリと清涼感のあるものが好まれる傾向にあります。

そのため、メントールなどの爽やかさを感じる成分が配合されていることが多いです。

使用感

化粧水の使用感を選べるものがありますが、一般に「さっぱり」と「しっとり」に分けられます。
女性は乾燥を気にする人が多いので、しっとりタイプを好むことが多いのですが、男性は皮脂のベタつきが気になる人が多い傾向に。

ただし、さっぱり感を出す成分には「アルコール」など刺激の強いものもあります。

使用感=効果ではありません。
さっぱりした使用感のものを使えば、肌がさっぱりするわけではありません。

「思っていた効果が得られない」という場合には思い違いがあるかもしれません。
注意しましょう。


まとめ

メンズ化粧品の選び方や、スキンケア方法で大切なことは以下の通りです。

  • 基本的には女性用でも男性用でも、どんな化粧水でもOK
  • ただし、化粧水の用途を確認して使うことがポイント
  • 正しいスキンケアを知り、正しくケアする
  • 化粧水に過大な効果を期待しない

化粧水は毎日続けるものですので続けやすいものを選び、正しい方法でケアしましょう。

そうして毎日のスキンケアで、保湿をしっかりおこない、肌トラブルの起きにくい肌へ導きましょう!